ノーベル賞授賞式(12月10日 記念日)

スウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル(Alfred Nobel、1833~1896年)が亡くなった日。ノーベル賞は彼の遺言により創設された。

ノーベルの命日であるこの日、ノーベル賞の「授賞式」が行われる。

物理学・化学・生理学医学・文学・平和・経済学の6分野あり、平和賞はノルウェーの首都オスロの市庁舎で、それ以外の賞はスウェーデンの首都ストックホルムのコンサートホールで、授賞式が行われる。受賞者には、賞金の小切手・賞状・メダルがそれぞれ贈られる。

ノーベル賞授賞式

賞の選考はノーベルが生まれたスウェーデンの研究機関が行い、平和賞だけは、創設当時スウェーデンと連合王国だった関係でノルウェーで選考される。賞ごとに選考委員会が作られ、世界中の大学や専門家に推薦依頼を送って、その返答をもとに受賞者が選ばれる。

また、基本的に個人にのみ与えられる賞であるが、平和賞のみ団体の受賞が認められており、過去に「国境なき医師団(MSF)」(1999年)や「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」(2017年)などが受賞している。

11月27日はノーベルが自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいという遺言を書いた日として、「ノーベル賞制定記念日」となっている。

リンクWikipedia

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カテゴリー「12月の記念日」「今日は何の日

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