上野動物園の双子パンダの名前

2021年(令和3年)6月23日に上野動物園でジャイアントパンダの子ども2頭が生まれた。オスとメスの双子だった。

双子パンダ
双子パンダ

その後、双子のジャイアントパンダは順調に成育し、同年8月7日から8月20日までの14日間で、子ども2頭の名前の募集がウェブの応募フォームと応募箱への用紙の投函にて実施された。その結果、ジャイアントパンダ名前候補選考委員会での検討などを経て、同年10月8日に名前が決定した。

シャオシャオ
オス(シャオシャオ)

オスはカタカナ名「シャオシャオ」、漢字名「暁暁」で、名前の意味が「夜明けの光が差し、明るくなる」である。

レイレイ
メス(レイレイ)

メスはカタカナ名「レイレイ」、漢字名「蕾蕾」で、名前の意味が「蕾(つぼみ)から美しい花が咲き、未来へつながっていく」である。

約19万件の応募の中から数の多かった名前上位150点を対象に、国内外のパンダと同じ名前や既存キャラクター名などを除き、オス5点(シャオシャオ、ジュンジュン、ジャンジャン、ダイダイ、リョンリョン)、メス6点(レイレイ、ミョンミョン、ライライ、サイサイ、ウェイウェイ、ホンホン)を名前候補選考委員会で審議した。

その中から最も高い評価を得た「シャオシャオ」「レイレイ」を中国側の確認などを経て、最終的に双子パンダの名前に決定した。名前の決定に伴い記者会見を開いた都知事の小池百合子は「明るい夜明けから未来へつながる意味もあり、明るくとても良い名前ではないか」と述べた。

双子パンタの父親は「リーリー(力力)」で、母親は「シンシン(真真)」である。母親と双子パンダの公開については、2022年(令和4年)1月を目途に西園「パンダのもり」での公開が予定されている。

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2021/10/8

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