高層ビルが建ち並ぶ都会において、巨大な穴があいたビルが見られる。ビルに穴をあけたのには主に2つの理由がある。
1つ目は、穴をあけた周辺に日光が入りやすくするためである。大きなビルが建っていると建物に遮られて、日光が届かない陰ができてしまう。そこで、ビルに穴をあけることで日光を届きやすくしている。
2つ目は、ビル周辺に発生する「ビル風」の問題を抑えるためである。大きなビルが建っていると、その周辺に局所的に強風が発生するビル風の問題が起きる。
ビル風は風がビルにぶつかって遮られると、ビルの側面に流れることで発生する。もともと側面を吹いていた風とビルにぶつかって流れ込んだ風が合流して、ビル周辺に強い風が吹くことになる。
そこで、ビルの真ん中に風穴をあけることで、側面に流れる風が減少し、ビル風を軽減する効果がある。ビルにあいた大きな穴にはこのように2つの理由がある。
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2024/11/17
カテゴリー「生活・科学」