日本のワインボトルが小さい理由

国際標準のワインボトルは750mlで世界ではこれが一般的である。一方、日本では720mlのものが多く、外国に比べて少し小さい。

ワインボトル

日本酒を頼むときは何mlではなく何合という単位を使う。1合は180mlであり720mlはちょうど4合に相当する。

日本でワインの生産が始まったころ、日本酒や焼酎に使われる四合瓶をボトルとして使った。新たなサイズの瓶を作るには製造コストがかかる。そこですでに出回っていた四合瓶を使ったというわけである。

ワインボトルにも使われた四合瓶が登場したのは明治時代のことであり、それよりも前は1.8リットル入りの一升瓶が使われていた。世界では珍しい一升瓶のワインは、現在では数少ないが製造・販売しているワイナリーが日本に残っている。

関連する記念日として、フランス語では「ワイン」と「20」の発音が似ていることから毎月20日は「ワインの日」、11月の第3木曜日は「ボジョレーヌーヴォー解禁日」となっている。

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2025/8/24

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カテゴリー「食べ物

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