全国柑橘宣伝協議会と落葉果実宣伝協議会が1998年(平成10年)に制定。
日付はおやつに果物をということで「おやつ(8つ)」と読む語呂合わせから。
子どもの果物離れを防ぐことが目的。この日に果物に関するキャンペーンを実施している店などを確認でき、記念日は果物の消費拡大にも貢献している。
果物(くだもの)は、食用になる果実を指し、水菓子や木菓子と呼ぶ場合もある。英語ではフルーツ(fruits)と呼ばれるが、これは果実全般を意味する言葉である。
日本語の果物は果実及び果実的野菜のうち、強い甘味を有し、調理せずそのまま食することが一般的であるものを指す傾向がある。狭義には樹木になるもののみを指す。樹木になる果物として、リンゴ・ブドウ・モモ・ナシ・サクランボ・アンズ・ミカン・スモモ・グレープフルーツ・マンゴー・ブルーベリー・イチジクなどがある。
農林水産省では、統計上、「果実」は果樹になるものとしつつ、野菜に分類されるもののうちイチゴ・メロン・スイカ・バナナ・パイナップルなど果実的な利用をするものを「果実的野菜」として扱っている。
果物は様々な栄養素を含んでおり、人体に必要な糖分やカリウム、ビタミンが豊富なものも多い。果実を乾燥させ、ドライフルーツとする場合がある。乾燥させた場合、糖分の濃度が高くなり、保存に適する。また、果物に砂糖を加えて煮込みジャムにして保存するなどの利用がされる。
ブドウの実は、もともと糖分と酵素の両方を含み、潰して放置しておくだけで勝手に発酵して酒になる。これがワインであり、最も古くから存在する酒とされている。ドリアンは「果物の王様」、マンゴスチンは「果物の女王」とも言われる。
関連する記念日として、1月15日の「いちごの日」、3月3日の「桃の日」、7月4日の「梨の日」、7月27日の「スイカの日」、8月7日の「バナナの日」、8月17日の「パイナップルの日」、11月3日・12月3日の「みかんの日」、11月5日の「いいりんごの日」、毎月6日の「メロンの日」などがある。
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