大鳴門橋(おおなるときょう)は、兵庫県の淡路島と徳島県の鳴門市を結ぶ吊り橋である。完成した時は「東洋一の夢の架け橋」と呼ばれた。
本州と四国を結ぶ大鳴門橋は着工から9年後の1985年(昭和60年)6月8日に開通した。橋長は1,629m、中央径間は876m、幅は25m、主塔の高さは144.3m。そんな大鳴門橋の橋脚には巨大な穴が開いている。
工事が始まる前の1973年(昭和48年)に四国新幹線の構想が国によってまとめられており、当時は道路と鉄道が併用する橋として造られた。巨大は穴は鉄道を通すためのものだった。実際には鉄道は通っておらず、今では延長約450mの遊歩道および展望台の「渦の道」として整備されている。
「渦の道」は徳島県を代表する観光地の一つであり、展望台から鳴門の渦潮を間近に見下ろすことができる。四国八十八景1番「海上45mより見下ろす迫力の渦潮」に選定されている。
「渦の道」は橋の途中で途切れているため、これを使って淡路島へ行くことはできない。大鳴門橋自体も自動車専用道路であるため、鳴門海峡を徒歩・自転車・原付で渡ることは不可能である。
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2025/8/12
カテゴリー「地理・地名」