「業平」の地名の由来

東京都墨田区にある「業平」は墨田区の中央部に位置し、押上との隣接地に東京スカイツリー(所在地は押上)ができたことで有名となった。東京スカイツリータウンの開業に伴い、業平橋駅はとうきょうスカイツリー駅へと改称された。

在原業平に由来する

かつての南蔵院・業平神社の境内にあった業平塚に由来する。この塚の名前は伊勢物語で有名な平安時代の歌人・在原業平がこの地を訪れ、歌を詠んだことに由来する。橋としての業平の名前は古く、1662年(寛文2年)、業平神社の東側を流れる大横川に業平橋が架けられた。町名としては新しく、1872年(明治5年)に小梅業平町が誕生した。業平塚は現在はなく、南蔵院も葛飾区に移転している。また、大横川はほとんど埋め立てられていて、大横川親水公園となっているが、業平橋は現存する。


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「業平」のデータ

人口9,571 人(2013年1月1日時点)
郵便番号130-0002
区域一丁目~三丁目
なし

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カテゴリー「墨田区の地名の由来」「東京の地名の由来

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