東京都港区にある「六本木」(ろっぽんぎ)は各国の大使館があり、外国人が多い国際的な街。港区の北部に位置し、旧麻布区にあたる。
六本木ヒルズや泉ガーデンなどがありオフィス街でもあるが、夜になるとバーやクラブ、キャバクラなどが多い繁華街となる。区役所の麻布地区総合支所の管轄であり、「麻布」を冠さないが麻布エリアに含まれる。
その昔、この地に松の大樹が6本あったことに由来するという説や、上杉・朽木・高木・青木・片桐・一柳という木に縁のある名の大名の屋敷が集まっていたことに由来する説がある。
現在の六本木の町域は大半が武家屋敷があった場所で、江戸時代にはお屋敷町となった。湧き水や地下水に恵まれ金魚の養殖が盛んであった。
六本木はもともと東京市麻布区の一部であり、1947年(昭和22年)3月15日に東京都港区の一部となる。1967年(昭和42年)7月1日に住居表示を実施し、六本木一丁目から七丁目となった。
2003年(平成15年)4月25日に開業した六本木ヒルズは、江戸時代の長府藩・毛利家の屋敷跡で、敷地内の毛利庭園はこれに由来する。また、東京ミッドタウン(所在地は港区赤坂)も毛利家下屋敷があった場所である。
| 人口 | 11,757 人(2012年12月1日時点) |
|---|---|
| 郵便番号 | 106-0032、106-6101~106-6190 |
| 区域 | 一丁目~七丁目 |
| 駅 | 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木駅」、 東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」 ※大江戸線「六本木駅」の所在地は港区赤坂 |
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