「十条」の地名の由来

東京都北区にある「十条」は現在、町名としては存在せず、「上十条」、「中十条」、「東十条」、「十条台」、「十条仲原」に分かれた町域の総称のことをいう。

古代の土地区画に由来

「十条」とは古代条理制(土地の区画制度)の耕作地の名前で、十本のあぜ道に区切った所をいう。現在は上記の5つの町に分かれていて、地理的にはJR京浜東北線の東側に位置する東十条が他の十条地域に比べて標高が急激に低く、東十条と他の十条地域との往来には急勾配の坂を通る必要がある。「下十条」は現在なく、かつて「下十条町」が存在したが、十条台、北区王子本町、板橋区加賀に分かれて消滅した。


大きな地図で見る

「上十条」のデータ

人口12,798 人(2012年12月1日時点)
郵便番号114-0034
区域一丁目~五丁目
JR埼京線「十条駅」

「中十条」のデータ

人口8,813 人(2012年12月1日時点)
郵便番号114-0032
区域一丁目~四丁目
なし

「東十条」のデータ

人口13,391 人(2012年12月1日時点)
郵便番号114-0001
区域一丁目~六丁目
JR京浜東北線「東十条駅」

「十条台」のデータ

人口1,316 人(2012年12月1日時点)
郵便番号114-0033
区域一丁目、二丁目
なし

「十条仲原」のデータ

人口6,097 人(2012年12月1日時点)
郵便番号114-0031
区域一丁目~四丁目
なし

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「北区の地名の由来」「東京の地名の由来

関連記事