「荻窪」の地名の由来

東京都杉並区にある「荻窪」はJR中央本線の駅名でも知られ、「荻」の名の付く町名には荻窪、南荻窪、上荻、西荻北、西荻南の5つがあり、これらの地域を総称して「荻窪」ともいう。関東大震災以後、都心から多くの人が移り住むようになり、街は発展した。

荻が低い窪地に繁茂していた土地

「荻」とはイネ科の多年草植物で、ススキに似て河川敷などの湿地に群生する。この荻が低い窪地に繁茂していたことに由来する。飛鳥時代のこと、仏像を背負った行者がこの地を通りかかった時、急に仏像が重くなったためこの地に何か縁があると信じ、近くに生い茂っていた荻を集めてお堂を建てた。通称「荻寺」と呼ばれるこの寺は現在の光明院で、このお寺の周辺を「荻窪」と呼ぶようになったという。


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「荻窪」のデータ

人口23,561 人(2012年11月1日時点)
郵便番号167-0051
区域一丁目~五丁目
JR中央線・JR中央・総武線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」

「南荻窪」のデータ

人口13,136 人(2012年11月1日時点)
郵便番号167-0052
区域一丁目~四丁目
なし

「上荻」のデータ

人口12,326 人(2012年11月1日時点)
郵便番号167-0043
区域一丁目~四丁目
なし

「西荻北」のデータ

人口16,899 人(2012年11月1日時点)
郵便番号167-0042
区域一丁目~五丁目
JR中央線・JR中央・総武線「西荻窪駅」

「西荻南」のデータ

人口10,820 人(2012年11月1日時点)
郵便番号167-0053
区域一丁目~四丁目
なし

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カテゴリー「杉並区の地名の由来」「東京の地名の由来

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