東京都江戸川区にある「宇喜田町」は江戸川区の南西部、葛西地域の北端部に位置し、町域の北端に新川が流れている。大型の団地はないが、一戸建ての住宅が密集している。
この地を開発した宇田川喜兵衛の新田という意味に由来する。後北条の家臣だった宇田川喜兵衛は、徳川家康の関東入国後、この地に移住し、葦(アシ)の茂る湿地の新田開発を行った。開発当初は「宇喜新田」と呼ばれ、その後「宇喜田村」となった。宇田川家はこの土地の名士として存続し、江戸後期に建てられたとされる宇田川家の屋敷が、東に少し離れた江戸川区江戸川五丁目に宇田川家長屋門として保存されている。
人口 | 4,314 人(2013年1月1日時点) |
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郵便番号 | 134-0082 |
区域 | 宇喜田町のみ |
駅 | なし |
カテゴリー「江戸川区の地名の由来」「東京の地名の由来」