東京都港区にある「高輪(たかなわ)」は港区の南端に位置し、都心から郊外への境界にあたる地域である。北西は白金と接する。
高台で縄手道(まっすぐで長い道)があることから「高縄」と呼ばれ、これが転じて「高輪」になったという。この縄手道は、現在も二本榎通りとして残っている。「縄手」というのは古代条里制の用語で、当時は田んぼの道を作るのに縄で測って区画していた。現在では閑静な町として知られ、高級なホテルやマンションが建ち並ぶ。
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