東京都中央区にある「新川(しんかわ)」は北は日本橋川、東を隅田川、西・南を亀島川に囲まれた中州のような地形で、その結果橋が多く架かっている。北西は茅場町、南は佃、南西は八丁堀・湊と接する。
町のほぼ中央を流れ、隅田川に合流していた川(運河)の名前に由来する。この川には江戸湾から関西のお酒(灘酒)などが運び込まれ、「新川」は酒の代名詞ともなっていた。1948年(昭和23年)、新川は埋め立てられ、町名のみが残った。
カテゴリー「中央区の地名の由来」「東京の地名の由来」