「虎ノ門」の地名の由来

東京都港区にある「虎ノ門とらのもん」は港区の北部に位置し、北は霞ヶ関、東は西新橋愛宕、南は麻布狸穴町・芝公園、西は赤坂六本木と接する。

外郭門・虎之御門に由来する

江戸城の南端にあった外郭門・虎之御門に由来する。門は1873年(明治6年)に撤去されたが、その後も電車の停留所名など通称として残り、1949年(昭和24年)、「芝虎ノ門」として正式な町名となった。外郭門の名前は、四神思想に基づいた江戸城の設計計画上、右・白虎の方向に位置するため虎ノ門となった説がある。他にも、「千里をゆくとも無事にて千里を帰る」といわれる虎に因んだ説や、門内の内藤家屋敷にあった「虎の尾」という種類の桜の木に因んだという説もある。


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「虎ノ門」のデータ

人口2,883 人(2013年1月1日時点)
郵便番号105-0001、105-6001~105-6090
区域一丁目~五丁目
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」、東京メトロ日比谷線「神谷町駅」

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カテゴリー「港区の地名の由来」「東京の地名の由来

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