「関口」の地名の由来

東京都文京区にある「関口せきぐち」は文京区の南西に位置し、北側を目白台音羽水道と接し、南側は新宿区と接する。

堰があった場所

神田上水を江戸川(神田川)へ分流するためのせきを造ったことに由来する説がある。また、旧鎌倉街道の「宿坂の関」があったことに由来する説もある。

堰の水源は井の頭池で、1590年(天正18年)頃、大滝橋付近に大洗堰を造り、神田・日本橋方面に給水した。その堰は1933年(昭和8年)になくなっている。

二丁目には関口水門の守護神であった椿山八幡宮があり椿の名所である椿山や、明治、大正の軍人、政治家・山縣有朋やまがた ありともの別荘「椿山荘ちんざんそう」があり、三丁目には詩人、作家・佐藤春夫の居宅がある。


大きな地図で見る

「関口」のデータ

人口5,889 人(2013年1月1日時点)
郵便番号112-0014
区域一丁目~三丁目
東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「文京区の地名の由来」「東京の地名の由来

関連記事