東京都中央区にある「馬喰町」は「ばくろちょう」と読み、正式には「日本橋馬喰町」。日本橋地域の最北端に位置し、現在では「日本橋横山町」と共に問屋街として有名。
江戸時代、この地には馬場があり、これを幕府博労頭の富田半七と高木源兵衛が管理していた。「博労」とは牛馬の売買を行う仲介業者のこと。その後、高木家が名主となったことで、この町は「博労町」と呼ばれるようになり、これがやがて「馬喰町」となったという。1657年(明暦3年)の明暦の大火の後、関東郡代(郡代とは税の徴収などを管理する役職)の屋敷が建てられ、ここを訪れる人々のための旅館街となった。その土産物の商いや、すでに問屋街であった隣町の横山町の影響で、馬喰町は問屋街として発展した。
人口 | 1,047 人(2012年12月1日時点) |
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郵便番号 | 103-0002 |
区域 | 一丁目、二丁目 |
駅 | JR総武快速線「馬喰町駅」 |
人口 | 668 人(2012年12月1日時点) |
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郵便番号 | 103-0003 |
区域 | 日本橋横山町のみ |
駅 | 都営地下鉄新宿線「馬喰横山駅」 |