「自由が丘」の地名の由来

東京都目黒区にある「自由が丘」は閑静な高級住宅街でもあり、服飾・雑貨店やレストラン、洋菓子店、美容室などの店が多い町。「住みたい街ランキング」に名を連ねることが多く、おしゃれな町として女性に人気が高い。

「自由ヶ丘学園」に由来する

地名はこの地にあった「自由ヶ丘学園」という学園名に由来する。1927年(昭和2年)、東急東横線が開通した際、この地には9体の阿弥陀如来像が安置されている寺があり、「九品仏くほんぶつ」という地名だった。当時の東横線の駅名も「九品仏」だったが、1929年(昭和4年)の東急大井町線の延長に伴い、「九品仏」は隣の駅名となったため駅名の変更が必要となり、「自由ヶ丘」と改称した。3年後の1932年(昭和7年)に「自由ヶ丘」として正式な町名となり、1965年(昭和40年)の「住所表示」実施に伴って、「自由ヶ丘」の表記は現在の「自由が丘」となった。


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「自由が丘」のデータ

人口7,233 人(2012年12月1日時点)
郵便番号152-0035
区域一丁目~三丁目
東急東横線・東急大井町線「自由が丘駅」

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カテゴリー「目黒区の地名の由来」「東京の地名の由来

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