「九段」の地名の由来

東京都千代田区にある「九段」はかつて存在した町名で、「九段下駅」の駅名でも知られている。「靖国神社」や「日本武道館」(所在地は千代田区「北の丸公園」)がある。

「九段坂」に由来する

地名は市ヶ谷方面へ延びる靖国通りの坂「九段坂」に由来する。江戸時代、幕府は江戸城に勤務する役人ための屋敷を造ったが、土地の勾配がきつく、石垣を9段も築いたことから「九段坂」と呼ばれるようになったという。現在「九段」の町名はなく、靖国通りを境に「九段北」と「九段南」に分かれている。また、「九段下駅」の駅名は九段坂の下に位置することから名付けられた。


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「九段北」のデータ

人口1,614 人(2012年12月1日時点)
郵便番号102-0073
区域一丁目~四丁目
都営地下鉄新宿線「九段下駅」

「九段南」のデータ

人口2,726 人(2012年12月1日時点)
郵便番号102-0074
区域一丁目~四丁目
東京メトロ東西線・東京メトロ半蔵門線「九段下駅」

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カテゴリー「千代田区の地名の由来」「東京の地名の由来

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