「丸の内」の地名の由来

東京都千代田区にある「丸の内まるのうち」は皇居外苑と東京駅に挟まれた地区のことをいい、町名としても存在する。東京駅の西側を丸の内口といい、東側を八重洲口という。丸の内ビルディング、新丸の内ビルディング、三菱東京UFJ銀行本店ビルなど大手銀行や大企業のビルが建ち並び、日本の金融・経済の中心地のひとつとなっている。

塀で囲まれた内側という意味

塀で囲まれた内側で、城の内側の広いところという意味に由来する。「丸」が曲輪くるわと同じ意味であり、江戸時代に「御曲輪内おくるわうち」と呼ばれた地域にあたる。「丸の内」は各地の城下町に存在する地名で、千代田区域の「丸の内」という町名は1929年(昭和4年)に初めて登場した。地方には「堀の内」といって城のまわりの広範囲のところという意味に由来する地名がある。


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「丸の内」のデータ

人口6 人(2013年1月1日時点)
郵便番号100-0005、100-6201~100-7090
区域一丁目~三丁目
JR山手線・JR京浜東北線・JR東海道線・JR中央線・JR総武線・横須賀線・JR京葉線・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」

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カテゴリー「千代田区の地名の由来」「東京の地名の由来

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