明治時代には千駄ヶ谷村・原宿村・穏田村だった場所であり、その後の合併や編入などを経て、1965年(昭和40年)の住居表示の実施により、原宿一丁目~三丁目を中心とする区域の町名が神宮前一丁目~六丁目となった。
この地のかつての町名としては、原宿の他、竹下町・宮下町・青葉町・千駄ヶ谷(せんだがや)・穏田(おんでん)などがある。
千駄ヶ谷は現在も渋谷区の町名として残っており、神宮前の北部に位置する。その他、神宮前の東部は港区北青山に、南部は渋谷区渋谷に、西部は明治神宮や代々木公園がある渋谷区代々木神園町(よよぎかみぞのちょう)に接する。
「神宮前」の地名や町名は、同区にある明治神宮(めいじじんぐう)の前にあることに由来する。
明治神宮の創建は1920年(大正9年)、祭神は第122代天皇・明治天皇(めいじてんのう)とその皇后・昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)の二柱、所在地は代々木神園町。
明治神宮の創建にあたり参道として整備された大通りが表参道(おもてさんどう)であり、一般的に原宿・青山地区を指して「表参道」と呼ぶことも多い。
神宮前は、主に商業地と高級住宅街から構成され、原宿駅や明治神宮前駅の所在地でもある。竹下通りや明治通り、青山通り、裏原宿のキャットストリート付近にはハイブランドからストリートファッション、古着屋などが軒を連ねる。
その他にも、ミヤシタパーク(宮下公園)やラフォーレ原宿、原宿アルタ、表参道ヒルズ、東郷神社、国際連合大学、各店舗の本店・旗艦店、各会社の本社などがある。
人口 | 12,059 人(2015年10月1日時点) |
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郵便番号 | 150-0001 |
区域 | 一丁目~六丁目 |
駅 | JR山手線「原宿駅」、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」 |