東京都中央区にある「兜町(かぶとちょう)」は正式には「日本橋兜町」で、旧日本橋区の地域内に位置し、日本橋地域の南部に位置する。
かつて町内の兜神社の境内に兜塚があったことに由来する。この塚は源義家が奥州征伐から凱旋した際、自身の兜を納めて平和を願った場所といわれている。他にも、俵藤太(たわらのとうた)が平将門を打ち勝った際、将門の兜を埋めた場所ともいわれている。1878年(明治11年)、東京株式取引所(現:東京証券取引所)が設立され、日本の証券取引の中心となっている。
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